企画は終了しました!
2013年8月26日13時をもって本企画は終了しました。
たくさんのご参加、誠にありがとうございました!
たくさんのご参加、誠にありがとうございました!
提出作品(ランダム)
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一年前、○県出身の大学生が失踪した。
年齢性別は19歳男性。大学の長期休講を利用し、同県□郡△村へ小旅行に向かう予定を立てていたらしい。旅行へ向かうために家を出る姿が、両親の見た彼の最後の姿だった。
△村では彼らしき人物の目撃情報が多数あり、彼が予定通りに村に到着していたことがわかる。また村の民宿で部屋も借りており、彼の名前が宿帳に残されていた。村での最後の目撃情報は、村の水源地へと向かう彼の姿であり、それ以降に彼を見かけたという情報は無い。
捜索の結果、最後に向かったらしき水源地にて、片手でも持てる程度の小さな手記が発見された。
その手記は両親からの情報で彼が趣味で書いていた手記と同一の物であることが確認されている。
内容は△村に肝試し程度の感覚で訪れたことが書かれており、また失踪直前に彼は随分と混乱していたことが読み取れ、到底正常とは言えない事柄が多数書き綴られている。
その後、彼の村での捜索は捜査開始から一年をもって終了することとなった。野生の獣に襲われた可能性があるものの、彼の行方は未だに掴めていない。
現代物 村
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僕、碓氷怜治は病院で働くしがない心霊スポットが好きな三十路の医療従事者。
僕が朝の電車通勤で座って寝ているときに、突然女性から口づけをされるという不思議な経験をすることになる。
そしてその夜中、病院から治療で呼ばれてタクシーで向かう中、霊感も何もないはずの僕の周りに、奇怪なことばかりが起き始めることになる。
追い詰められていく僕はその女性が誰であるか悟ることになる。
それはただ、命を思った単なる言葉だった。
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なぜ母はそのことだけをあれ程強く私に言って聞かせたのだろう。いや、それよりも、なぜ私は母の言うことを聞かずにその言葉を使い続けたのだろう。すべては後の祭り。過ぎ去った時間も、人も、決して戻らない。
ぼんやりとした頭で、私は自分のしでかしたことを呪い、自分の罪を呪い、自分の命を呪い、存在を呪った。
夏のホラー2013参加作品